西荻ってこんな町!/賃貸課 若林
08/06(土)2016
カテゴリ:スタッフ紹介
08/06(土)2016
西荻ってこんな街 ~中央線杉並4駅編~
リオオリンピックが開幕となりました。晴れ男の松岡修三がブラジルに行ってしまったので日本の天候が心配です。
こんにちは、賃貸課の若林です。
本日のテーマは「西荻ってこんな街!」です。
西荻を語る上で良く比較対象にあがる高円寺~荻窪の3駅と比べてみたいと思います。
西荻は一言でいえば「街というより村」です。
最小にして最も田舎、という論評が「これでいいのか東京都杉並区」という著書に書いてありますが、
まさにその通りだと思います。
大きなチェーン店もなく、ギラギラした看板も少ない。
個人商店さんが連なりそれぞれに独特の趣を出しながらゆるやかに繋がる珍しい地域です。
人当たりも良く、飲み屋さんでもすぐ隣の人と打ち解けあって話がはずむ、みたいな人情味がある街、
それが西荻です。
人気の街と言われている高円寺、阿佐ヶ谷、ターミナルとして発展している荻窪に共通していることは、
新宿に近くかつ丸の内線も使用可能なので都心へのアクセスは良い環境となっています。
ですが中央線の開発の歴史を追っていくと、地図を見れば明らかなのですが、
上記3駅に共通していることは街の区画割がすこし複雑化している事です。
すなわち南向きで日当たりの良い部屋が総じて少ないと感じます。
■高円寺
高円寺は北に純情商店街、南はお寺が多い地域です。
道も細く込み合っているので小さい区画に古いアパートがひしめき合っています。
高円寺在住の私としても日当たりの良いお部屋を探すのに少し苦労します。
■阿佐ヶ谷
阿佐ヶ谷は演劇人の街と言われています。
高円寺と同じく、北のスターロード周辺はおいしいご飯屋さんが多数あり、
個人的にすごく好きな地域ですが、道もせまく高円寺の北方面と同じ様相です。
南側はアーケード商店街のパールセンターや中杉通りが走っており、
南阿佐ヶ谷駅には杉並区役所もあります。
環境も良いお部屋もあるのですが便利な反面総じて少し賃料が高めです。
■荻窪
荻窪は丸の内線の始発であり、ルミネやタウンセブンといった大規模な商業ビルが立ち並びます。
買い物は便利ですが、大通りの環八と青梅街道が交差しているので駅近で環境の良いお部屋を探すのが難儀です。
ただし南方面は公園も有ったり区画が広く取られている地域もあり
ファミリーで住むには良い環境となっています。
■西荻窪
それに対しての西荻。新宿からは上記3駅と比べて遠く、土日祝日は快速も止まりません(高円寺、阿佐ヶ谷もですが)。
ですが、西荻は駅から歩いて2分もすればすぐ住宅地が広がっています。
駅周辺には大通りが無いので車の往来も少なく、自転車が幅を利かせる地域です。
昔の西荻は田んぼや畑だったこともあり、見通しのきく区画が大きく取られている事も特徴です。
すなわち南向きの物件を作りやすく、日当たりが良くて住みやすいお部屋が多いことが特徴です。
東京女子大や吉祥女子がある事から女学生を預かる大家さんの意識も高く、比較的安全な街と言われています。
杉並4駅はそれぞれに中央線文化圏でも特に色濃い様相があります。
どの街も住んで便利、暮らして良しの部分はあると思います。
お部屋探しの際にはそれぞれの街を比較してみてはいかがでしょうか。
きっと「西荻っていいかも」と思っていただけるはずです。