01/12（木）2017

今回は発酵食品を提供するカフェ、「醸カフェ」さんをご紹介いたします。

■49歳で仕事を辞め、飲食の世界へ

昔はＩＴ企業で３０年くらい働いていました。でも体力があるうちに新しいことにチャレンジしたいなと思っていて、前から興味があった飲食をやることにしました。正直、飲食なら何でもよくて、まずはパン作りについて勉強しました。パン作りって結構大変なんですよね。朝早いし、種類もある程度必要だし、その日のうちに売り切らないといけないし。飲食やるなら１人でやりたいって思ってたんで、パン屋は難しいかな、と。そこで、次は醗酵についての教室に通いました。そしてお店を始めることに。最初は新高円寺で、お店の定休日にその場所を借りるというスタイルで週２日の営業を１年弱続けました。それからここ、西荻でお店を始めて今年で丸４年になります。

 

■お店のコンセプトはなんですか？

「病気にならない体つくり」です。発酵食品は昔からあるもので、体にとても良いです。なので、店で出す料理は発酵食品を使ったもので、お酒も日本酒を揃えています。また、カフェだけでなく、「病気にならない体つくり」をテーマにしたワークショップも行っています。

人気はチョコレートづくりのワークショップ。カカオを焙煎してつくります。

食以外にも、お箸つくりや医療について・飼い犬が病気にならないためのワークショップなど、さまざまなものがあります。詳しくは店頭のチラシやお店のFacebookをチェックしてみてください。

 

■珍しい日本酒・おすすめの日本酒を教えてください！

こちらの３つは珍しいと思います。

個人的におすすめなのはこの２つですね。

①岩清水

長野のお酒で、甘酸っぱいのが特徴です。

②山間

こちらは私の出身地、新潟のお酒です。ずっしりと思い喉越しが特徴です。

■取材を終えて

お知り合いの方に設計を頼んだという店内は、木目調でライトも明るすぎず、とても心地よい空間でした。普段日本酒はほとんど飲まないのですが、甘い日本酒もあると聞いたので今度チャレンジしてみたいと思います。